月次レポートから見るUSマイホームファンドの現在地
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USマイホームファンドの2026年6月時点の月次レポートが公開されました。
今回のレポートでは、現在の投資先や各プロジェクトの進捗に加え、新たな住宅メーカーとの取引開始など、現在の運用状況を確認できます。
本コラムでは、月次レポートをもとに、USマイホームファンドの現在地を整理します。
現在はどこへ投資しているのか
2026年6月時点で、USマイホームファンドの投資先として公開されている案件は次の2件です。
| プロジェクト | 州 | 当ファンド投入額 | 資本配分比率 |
| Mi Place | ペンシルベニア州 | 218万ドル | 59.1% |
| Palmera at Wellen Park | フロリダ州 | 150万7,000ドル | 40.9% |
現在は、この2案件へ資本が配分されています。
各プロジェクトの進捗
Mi Place(ペンシルベニア州)

Mi Placeは、ペンシルベニア州チェスター郡に所在する住宅開発プロジェクトです。[1]
チェスター郡は、所得水準が高く、医療・教育・金融・テクノロジーなど多様な産業が集積する地域として知られています。
月次レポートでは、物件購入額は1,125万4,500ドル、当ファンドの投入額は218万ドル。
合計82区画、2026年3月に着工し、完了予定日は2028年4月の予定です。
D.R. Horton社の販売ページでは、本プロジェクトの住宅は45万990ドル前後の価格で販売されています。[2]
1ドル=160円で換算すると、約7,200万円の価格帯です。※為替レートにより円換算額は変動します。
本案件は、2026年3月にD.R. Horton社が開発用地購入権を行使したことで、プロジェクトが開発段階へ進展しました。
また、この購入権行使は、住宅メーカーによる宅地代金の支払いが契約上の義務となり、宅地代金受け取りの確実性やキャッシュフローの可視性が向上します。
Palmera at Wellen Park(フロリダ州)

Palmera at Wellen Parkは、フロリダ州ベニス市にある「Wellen Park」内で進められている住宅開発プロジェクトです。
Wellen Parkは、住宅だけでなく商業施設や公園、レストランなどが整備される全米でも成長著しいマスタープランコミュニティとして開発が進んでいます。[3]
USマイホームファンドは、このWellen Park内にある「Palmera」プロジェクトへ投資しています。
月次レポートでは、物件購入額は810万2,612ドル、当ファンドの投入額は150万7,000ドル。合計47区画、2026年11月に着工し、完了予定日は2029年10月の予定です。
47区画を対象にDavid Weekley Homesが住宅を建築・販売するプロジェクトが進められており、住宅価格は59万9,990ドルから108万9,770ドルで案内されています。[4]
1ドル=160円で換算すると、約 9,600万円〜約1億7,400万円の価格帯です。※為替レートにより円換算額は変動します。
こうして見ると、Mi PlaceとPalmera at Wellen Parkでは住宅価格帯が異なり、それぞれ異なるマーケットを対象としたプロジェクトであることが分かります。
Wellen Parkは全米でも評価の高いマスタープランコミュニティの一つとして紹介されており、ダウンタウンWellen Parkやビーチへのアクセスなど、立地環境が好まれやすいという点があります。
今回の注目ポイント

David Weekley Homesとの取引開始
今回の月次レポートに関連して注目したいのが、新たな住宅メーカーであるDavid Weekley Homesとの取引開始です。
David Weekley Homesは、主にな住宅建築販売を得意としています。
50年以上の事業実績を持ち、全米19都市圏で11万5,000戸以上の住宅供給実績を持つ米国有数のプライベートビルダーです。
2025年度の売上高は34億ドル、自己資本は約14億ドルとされており、財務基盤を備えた米国有数のプライベートビルダーです。
異なる住宅市場へのアクセス拡大
これまでWalton Globalでは、米国最大手の上場住宅メーカーであるD.R. Hortonを中心に、数多くの土地販売や土地ファイナンスプログラムを提供してきました。
今回、新たにDavid Weekley Homesとの取引が加わったことで、取引先の幅が広がりました。
D.R. Hortonは、主にファーストホーム購入層を含む幅広い顧客層向けの住宅供給に強みを持つ一方、David Weekley Homesは、住み替え層や比較的高価格帯の住宅を求める購入者層を得意としています。
異なる顧客層を強みとする住宅メーカーとの取引が広がることで、USマイホームファンドとしても、より幅広い住宅市場へのアクセスが可能になることが期待されます。
米国住宅市場の動向

月次レポートでは、米国住宅市場の現状についても整理されています。
米国では住宅供給不足が続いており、高成長地域では住宅メーカーによる住宅用地需要を支える要因となっています。
一方で、住宅ローン金利は2020~2021年と比較すると依然として高い水準にありますが、中古住宅の在庫不足が続いていることから、新築住宅への需要を支える要因にもなっています。
また、住宅メーカーは土地を大量に保有する従来のモデルから、土地供給パートナーと連携しながら必要な土地在庫を確保する「ランドライト」モデルへの移行を進めています。この動きは、現在の土地供給ビジネスの追い風になっていると捉えることもできます。
まとめ

2026年6月時点のUSマイホームファンドは、「Mi Place」と「Palmera at Wellen Park」の2案件へ投資しています。
Mi Placeでは住宅建設が進み、Palmera at Wellen Parkでは新たなプロジェクトが始動しています。また、新たな住宅メーカーであるDavid Weekley Homesとの取引開始により、取引先の広がりも確認できました。
市場環境では、住宅供給不足や中古住宅在庫不足、住宅メーカーのランドライト化といった動きが続いています。こうした市場背景とあわせて各プロジェクトの進捗を確認することで、USマイホームファンドの現在の運用状況をより具体的に把握できます。
出典参考文献 4件
日本にいながら、
米国住宅市場の波に乗れる
時代になりました。
米国では今も毎年数百万人が新たにマイホームを求めています。
その需要を支える「土地」への投資は、多くの日本人がまだ知らない選択肢です。
USマイホーム・ファンドは、その「知らなかった選択肢」に、
今日からアクセスできる入口です。
まずは知るところからはじめてみませんか?